2014年04月07日

画像診断管理加算バブルの崩壊の影響


日記のほうに「画像診断管理加算バブルの崩壊の影響」を掲載しました。


病院勤務医への影響について考察しています。



画像診断管理加算バブルの崩壊の影響(2) 地方の中核病院の場合


画像診断管理加算バブルの崩壊の影響



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2013年04月24日

専業であることのメリット


 LLP テラークでは、私と数名はほぼ専業で遠隔画像診断をやっていますので、日中から仕事をこなせています。

 基本的には緊急(日中に限る)は 30分以内に、そうでない通常例は翌朝までに レポートを返却しています。



 他の遠隔画像診断プロバイダの話を聞くと、同じように翌日までに返却しているところはやはり専業のスタッフがある程度の割合でいるところであり、専業でないパートタイマーがほとんどのところは 数日後とか1週間後というところもあるようです。

 超大手の場合は、専業が数人いても焼け石に水なほど依頼数が多いので、全例翌日返しは難しいようですね。

 夜間だけのパートタイマーさんの場合はどうしても仕事量が読めませんし。仕事をふる方もふられる方もベストマッチな運営は難しいです。



 翌日返しが無理な状態にならないためには、自分たちの力量以上に仕事を増やさないことにつきます。

 なんでもかんでも組織を大きくしていく(ビジネスマンの本能?)と、こういうところに歪みが噴出してきます。

 専業者の数が増えれば顧客を増やす、専業者が増えなければ顧客は増やさない(むしろ減らすほうがいいときも)、というのがコツかと思います。

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posted by やすきー at 11:56| 滋賀 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 画像診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月15日

辷り症の向き


 本家のブログの方に「辷り症の向き」についての記事を書きました。 > http://yiwasaki.com/wp/?p=5191

 変性辷りと分離辷り、前方辷りと後方辷りなどで脊柱管や椎間孔の径がどのように変化するかなどの、やや高級な話ではなく、初歩の初歩の話です。

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 最近、うちのメンバー以外の医師の二次チェックをやることになりましたが、そこの医師で辷りの向きを 180度間違えて書く人がいます。

 恥ずかしいので是非やめて欲しいのですが・・・

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ラベル:画像診断
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2011年11月19日

遠隔画像診断ニュースHP始めました

 
 本日また新しいホムペを始めました。

 遠隔画像診断ニュース http://teleradiology.jpn.com

 1-2日に1回更新の予定です。

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posted by やすきー at 22:38| 滋賀 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 画像診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

RadFan 12月号



 来月の RadFan に依頼原稿が載りますが、放射線科医向けの内容です。

 乞う、ご期待。

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posted by やすきー at 22:33| 滋賀 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 画像診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月02日

MM-MCUSB13 音声入力に最適のマイク

 以前、雑誌にも書いたのですが、我々が AmiVoice(放射線科医用)を使うときに使用するマイクのご紹介です。

 音声入力に適したマイクの条件として、

・超指向性であること
・音域は人の声の部分だけをしっかりカバー(あまり広くなくてよい)
・PCとの接続はアナログより USB がベター

と考えています。

 それプラス、ノイズキャンセリング機構などがあればなおよしです。

 AmiVoice(放射線科医用)の標準マイク(フィリップス製)は5万円くらいします。
 下の据置型マイクは実売3千円弱で非常に安いのですが、使ってみたところ非常に性能がいいです。コードも十分な長さがあり、設置の自由度もあります。

 私のお薦めです。


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posted by やすきー at 19:19| 滋賀 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 画像診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月20日

PET-CT

 まったくの素人さんに PET と PET-CT との違いを説明するときに使う手です。

「アンテナを手に持って電波の強さを測定すれば、2点で調べることにより、電波源の方向を大まかに知ることができます。三角測量の原理ですね。

 最近の軍事衛星による写真は地上の建物まで写っていますね。リアルタイムに撮った写真を使ってさきほどの電波源をマッピングすると、電波源がどの建物か、あるいは車か、あるいは人間かが特定できますね。

 衛星写真なしでの電波源の推定が PET での読影で、衛星写真つきの判断が PET-CT での読影にあたります。」

 こう言えばなんとなくわかってもらえます。保証はしませんが。


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posted by やすきー at 14:37| 滋賀 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 画像診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月30日

画像診断メモノート再開


 この前壊れた画像診断どっとねっとですが、画像診断メモノートに改題して再開しました。

 現在の項目数はまだ 1000どまりですが、週1回くらいのペースで更新したいと思っています。



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posted by やすきー at 11:26| 滋賀 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 画像診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月28日

遠隔画像診断どっとねっと 壊れました


 先週から作り始めた新サイトの 遠隔画像診断どっとねっと ですが、いきなり壊れました。

 データは残っているのですが、表示ができません。

 まだ 880 あまり(全体の4割)しか入力していないのでまあいいかなという気がします。

 Quick Homepage Maker のバグだとしたら、復旧するのはムダかもしれません。

 今晩、自宅でちょっとがんばって復旧を試みてみますが。

 それともこのブログで再開してみましょうか。

 次は携帯対応のサイトを作るつもりでしたので、そちらが先かもしれません。



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posted by やすきー at 15:05| 滋賀 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 画像診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月25日

ウェブ上の画像診断メモ


 画像診断用の私のメモを Wiki ベースのソフト(CMS)を使って、WEB 上に構築してみたら面白いかもと思って、ちょっと始めてみました。

 まだ、1/5 ほどしかできていませんが、興味ある方はどうぞ。

 
画像診断どっとねっとトップページ
 &  項目の総索引


 ネット上にあるといつでも参照できますし、CMS のおかげで編集までどこでもできてしまいます。
posted by やすきー at 14:04| 滋賀 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 画像診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月08日

所見の書き方(初歩の初歩)


 遠隔画像診断では、院内とは異なりカルテが読めないので、臨床情報が乏しいことが多いです。
 依頼医もあまり情報を得ていない場合もあり、結局悩んだ挙句にわかりにくいレポートを書かざるを得ない場合があります。

 ま、それはさておき、こちらの書いたレポートを依頼医に読んで理解してもらわなくてはいけません。
 少なくとも「読もう!」と思わせる書き方が必要です。

 連続的に文章を繋げる書き方は読みにくいので、

 ・ ブロック(段落)に分けて、段落と段落の間には空行を入れる
 ・ 箇条書きにできるところは箇条書きにする
 ・ 強調するところははっきりと明示する
 ・ できれば最後にサマリーをつけてこちらの本意を示す

とかするべきでしょう。

 あと、音声入力の使用に関わらず、「てにをは」を入れない人がいますが、これは中国人と間違われるのでなるべくおよしになった方が賢明です。 ^^;



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posted by やすきー at 10:33| 滋賀 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 画像診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月02日

解剖学


 解剖は厄介です。

 いや、解剖するのではなく、解剖構造を覚えるのが、です。

 そういうときはここ(船戸先生のリンク集)にお頼み申しております。




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posted by やすきー at 10:22| 滋賀 | Comment(0) | TrackBack(0) | 画像診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月23日

画像診断医の画像診断


 たとえ話をします。

 たくさんの鉱物のかけらが大きな箱に広げられています。2人の男が選別をしているようです。

 一人は「これはダイヤか? うーん、ダイヤではない」と言いながら1個ずつ調べています。最初からダイアモンドがお目当てで、それ以外のものは非ダイアモンドとして横に取り除いています。

 もう一人は箱をざっと眺めながら、ときどき石を手にとって考えて、ハンマーで叩いています。全部は調べていません。

 でもこれはなんで調べないのですか、と訊くと「それは菱マンガン鉱だから。しかも大きなインカローズは入ってなさそう」と答えます。
 ではそれは何で調べているのですか、と訊くと、「これはキンバーライトだから、外に出ていなくても内部にダイアモンドが含まれている可能性があるので、割っているのです」と答えます。


 おわかりでしょうか。わかりにくいかな。

 最初の人が画像診断医ではない一般の医師で、「この患者は胆嚢結石ではないか? CT を撮ってみよう。あ、胆嚢結石の所見はないな」という感じで、他の疾患(特に肺や骨格系、泌尿生殖器系)の異常所見があっても気がつかないことが多いのです。
 
 二番目の人が画像診断医で、写っているすべての部位を見て、「これはこう、あれも異常ではない」と写っているすべてのものに意味付けをしてから、異常所見をすべてピックアップ。それからその病態を考えるということになります。

 達人になるとこの処理がほぼ無意識下で一瞬で行われるので、すべての異常所見がすぐに目に飛び込んできますし、それらから推測される病態(病名)がすぐに頭に浮かんできます。 


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posted by やすきー at 13:22| 滋賀 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 画像診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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