乳癌・頭頚部癌・肺癌が多い。
多発性骨転移によるものと、体液性のものとがある。後者が8割を占める。
前者では、骨溶解が亢進しているが、骨形成(アルカリホスファターゼが指標)もある程度亢進しているので、骨シンチの集積は亢進することが多い。
ただし、骨髄腫などの場合には、骨シンチ上の集積が軽いことが多い。
乳癌・骨髄腫に多い。
後者では、骨シンチでは集積を認めないことが多い。腎陰影は強く描出されることが多い。PTH様因子が原因と言われる。肺扁平上皮癌に多い。
異所性石灰化の部位にはテクネ燐酸が集積する。
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