2005年01月16日

遠隔画像診断の効用

 画像診断装置は高額ですので遊ばせておくのはもったいないですね。
 放射線診断医のいない病院では、院内の患者さんだけで使っていてもなかなか件数が伸びず、機器の空き時間が多いのではないでしょうか。
 診断医がいないと、依頼する医師も自分で診断できる疾患を想定した場合しか検査に出しません。診断医がいれば、自分が診断できる疾患かどうかに関わらず検査に出すことが多くなります。無定見に検査を出すのは問題ですが、自分の専門外のようだがどうもなにかあるらしいと思ったときでも気軽に検査を出せるので、患者さんにとって非常なメリットになります。
 診断医がいない施設でも遠隔画像診断を導入すれば、このような場合にでも対応できます。また、病診連携での画像検査も制限なくどんどん受けられます。
 毎日2例の画像診断(CT・MRIそれぞれ1例)を受けるとします。初診料・検査料・画像診断料などの収入から遠隔画像診断料を差し引いてもだいたい 25000円くらいの増収になります。年250日なら625万円ですね。逆に言いますと、これをしないで機械を遊ばせておくと毎日2万円あまりに火をつけて燃やしていることと同じということです。
posted by やすきー at 23:59| 滋賀 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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