2013年01月31日

遠隔画像診断のクラウド化について


遠隔画像診断システムの話です。

全く違うものだと思っておられる方も多いでしょうが、じつは非クラウド型とクラウド型ってのはそんなに違いがありません。

読影端末上の Windows や Mac 上の読影環境も、仮想サーバー上の Windows 環境上の読影環境も ほぼ同じです(OS が多少違いますが)。

現在の状況では、非クラウド型のシステムをクラウド型に移行するのはそんなに難しくありません。

サーバー側に Citrix Xen Server を使えば、端末上のハードウェア構成まで含めて簡単に仮想化できます。

通常の仮想化の大きなメリットとして、1台のサーバーで複数の仮想環境を作り出せますので、複数の読影医がそれぞれ独自の設定で同時に読影することができます。

しかもその仮想環境を他のサーバーにそのまま移すことができるので、障害対策も完璧。

場合によっては次々に安いデータセンターに乗り換えていくことも可能です。



非クラウド型のシステムをクラウド型にするのはそんなに難しくありませんが、なぜそうしないか?

それは会社が儲からないから。読影医の数だけソフトウェアや端末が売れなくなるから。

要するに読影医や病院にハードウェアを売り、そのメンテや入れ替えで儲けるという「囲い込みビジネスモデル」が根っこ付近から変わってしまうわけです。

###
posted by やすきー at 10:16| 滋賀 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クラウド型遠隔診断システム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月11日

「画像診断クラウド研究会 in OSAKA 2013」のご案内

お知らせです。
2013年2月2日、「画像診断クラウド研究会 in Osaka 2013」が大阪にて開催されるそうです。
私も参加する予定です。
ご興味のある方はどうぞ。

【開催日時/場所/申込方法】
●日時:2013年2月2日(土)
●場所:大阪市中央区伏見町4-1-1 明治安田生命大阪御堂筋ビル ランドアクシスタワー5F
(アルファテック・ソリューションズ株式会社)
http://bb-building.net/tatemono/osaka/410.html

事前申し込みが必要です。
申し込みは以下の要綱にしたがって、イーサイトにメールしてください。

●申込:下記を記載の上、メールにてご連絡下さい。弊社からの返信をもって参加登録完了といたします。
・貴施設名/貴社名(フリガナ)
・ご所属(医師、診療放射線技師、その他(詳細を記載))
・ご氏名(フリガナ)
・ご住所
・お電話番号

【申込先】
Email:info@esite-hc.com
(件名に「画像診断クラウド研究会参加希望」と明記下さい。)

遠隔画像診断には今のところ興味はないけど、画像診断の勉強が大好きだという方は 17:30 からのこちらだけでもご覧になるのはいかがでしょうか。
⇒ 「大阪出張! MS.CHEST神田塾 !!」







































15:00〜16:00「説明員によるフリーデモンストレーション」
(PACS,RIS,ビューア,電子書籍,遠隔画像診断システム)
16:00開会
16:00〜16:10「J-MACとeSiteの今後の取り組み」
株式会社ジェイマックシステム 代表取締役社長 古瀬 司
16:10〜16:40「進化するクラウドサービス -ロードマップ,新技術解説-」
イーサイトヘルスケア(株) 取締役 大野 孝
(株)ジェイマックシステム 開発部部長 桑原 貞俊
16:40〜16:50「診断支援の新しい形態 “CIRCUS+”」
東京大学医学部附属病院放射線科 林 直人 先生
16:50〜17:20「総合討論会 -遠隔画像診断のこれからを考える-」
<司会>イーサイトヘルスケア(株) 代表取締役社長 松尾 義朋
17:20〜17:30休憩
17:30〜18:30「大阪出張! MS.CHEST神田塾 !!」
MS.CHEST代表 佐藤 雅史 先生 + 門下生の方々
18:30閉会




###
posted by やすきー at 22:00| 滋賀 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クラウド型遠隔診断システム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。